TAKIOの太鼓メモ

太鼓の達人とか曲作りとか好きなものとか。

【太鼓メモ その6】トイマチック★パレード‼︎

昨日のパステルに続いて、問題の新曲「トイマチック★パレード‼︎」についてある程度譜面構造を理解できたので攻略メモみたいなものを書いてみようと思います。


10段で苦戦している人への参考になれば。



譜面属性…高速・ソフラン
全良難易度…たぶん6か7

開幕

f:id:takio872:20180809113426j:plain

開幕は素直な譜面が続く。どことなくカオスタイムに似てるような気もする。


全良狙いで連奏する場合は要注意。
直前にこの譜面と同じものをBPM280で叩いていることになるので早まりすぎないように。BPM220であることをしっかり意識する。


14の24分音符もまあまあ速いので遅れないように。よくよく考えたらこの地帯でも成仏と同じBPMである。


前半道中

f:id:takio872:20180809114010j:plain

この辺から一気に難しくなる。全体を通して半速になったり12分主体になったり譜面の色が目まぐるしく変わるので振り回されずについていきたい。


最初の半速地帯は裏拍から始まってることに注意。縁と掛け声が重なるイメージで処理。
直前の大音符に8分を1個繋げると入りやすくなる。


26から再び半速になる。直前の大音符と26の頭との間に8分を入れると低速に綺麗に入れるのでオススメ。譜面は声ネタに合わせているので曲を聴きこもう。


30から12分主体に変わるので意識する。最後あたりに低速がかかり8分の構成に戻るので注意。

後半道中

f:id:takio872:20180809143253j:plain

42から46の間BPMが10ずつ上がり、それ以降は BPM270で8分主体の譜面を捌くことになる。タイプとしてはχ談やFeed Aに近い。


8分の中に16分が混ざるが、いずれも単色なのでロール処理を用いても良いだろう。シングルでやる場合は8分との繋がりがスムーズになるように意識する。


62からは規則的に配色が入れ替わる。それに従って複合ごとの縁の入り手が変わるので気をつけよう。

ゴーゴータイム

f:id:takio872:20180809152226j:plain

凡そのプレイヤーにとって、この辺りからが厳しい闘いとなるだろう。
延々と続く8分音符の中に16分が混ざる構成だが、 BPMが速い(ここが一番ヤバい)ので見切れずに叩けなかったり、ミスをした後の立て直しが難しくなる(段位において致命的な課題である)など、恐ろしい譜面である。


主な対策として、でたらめなどを用いて譜面認識力を鍛えるか譜面をまるっと暗記することが挙げられる。
しかし前述の通り、配色が不規則なので完全な暗記は難しい。
よって、譜面の一部分を覚えてプレイしながら繋げていくというやり方を提唱したい。


確かにこの複合は配色に規則性が見出しにくいが、2小節単位で区切るとある程度複合を構成する「パーツ」を見出すことができる。
それらを以下に書いていく。


1

実は複合開始直後は3回ほどこの形が現れる。「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」×2 「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」と覚えやすい形をしている。
ただし、2回目に関しては「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」の途中に16分が挟み込まれる形になるので注意。


2

この複合はラスゴー含めてかなり現れるので是非とも覚えておきたい。「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎」×2「d kkd k」で構成されている。
最後の16分は腕が絡みやすいので気をつけよう。


3

特徴的な形であるが、このゴーゴーとラスゴーにおける同じ位置(複合の後半の開幕)に配置されているので覚えておくと便利。


4

このゴーゴーとラスゴーの同じ位置(後半の後半)とラスゴーの前半の後半に現れる。いずれも複合に利き手入りして正攻法なら逆手で叩く事になる。



この4つを暗記して出てくる順序をある程度覚えておけば、譜面を見ながら叩けるようになるだろう。是非とも覚えて欲しい。

ラスゴー

f:id:takio872:20180809154808j:plain

BPMが280に上がり、先程より少し速くなる。スーハー2000の高速部と同じ速さであることを考えると、いかに譜面の認識がし辛いかが分かる。


先程述べた幾らかの「パーツ」を組み合わせて構成されているが、そうでない箇所が幾らかある。


ラスゴー開幕序盤、ここが最大の正念場である。2つのパーツで構成されるのでそれぞれ見ていく。


1

後半の「d kkk d k k d k」が特徴的。この形が出てくるのはここだけなので気をつけよう。


2

この形自体が他のどのパーツにも似ていないので大変。しかも正攻法の場合逆手から入るので形をまるっと覚えてシミュレーションしておこう。


他にも、ラスゴー開幕から数えて4パーツ目の16分がkkdではなくkkkであることにも気をつけたい。


これら8分ラッシュを通り抜けると冒頭に似たフレーズを叩くことになる。が、BPMか60も違うのでかなり忙しい。面の5打など、遅れないように気をつけよう。


後半ラッシュを通して


配色を間違えないように、とだけ考えていると常にレーン上の音符をガン見することになり疲れてしまい集中力も果ててしまうだろう。


そこで、同じフレーズが連続する箇所や覚えている箇所はなるべく8分のリズムをキープすることだけを考え、覚えきれない箇所に関しては集中して配色を間違えないようにする。


このように、集中力に緩急をつけると最後まで疲れずに複合を乗り切ることができる。


全体を通して


10段の最後の曲とはいえ、緩急の激しい序盤、視認の難しい後半など明らかに求められる技術は10段を越えた先にあるものである。


しかし、ある程度慣れてしまえば精度の取りやすさは簡単な方だと思う。特に後半が安定すれば曲全体の安定感も向上する。


とにかくプレイして難しさに慣れる必要がある曲である。研究とクレを重ねて精度を磨いていこう。